5分でわかる!GASで月末データを自動取得するトリガー設定方法
GASで月末にデータを自動取得したいんだけど、どう設定したらいいんだろう?初心者だから複雑なことはわからないんだよね…

猫男

catman
それなら、catmanがGASを使って月末データを取得するためのトリガー設定方法を教えてやるさ。準備はいいか?
GASで月末データを取得するための準備
まずは、GAS(Google Apps Script)での基本的な準備をしよう。
スクリプトエディタを開く
1. Googleスプレッドシートを開く。
2. メニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択。
月末データを取得する関数を作成
この関数を使って、月末に自動的にデータを取得する準備をします。
function getMonthlyData() {
// データ取得のメイン処理をここに書く
Logger.log("月末データを取得しました。");
}
この方法で基本的な関数を作成し、後で月末に自動取得できるようにする。
なるほど、これでデータを取得する基礎はできたんだね!でもどうやって自動化するの?

猫男
GASで月末トリガーを設定する方法
次に、この関数を月末に自動実行するためのトリガーを設定する。
トリガーの設定手順
1. スクリプトエディタで「時計のアイコン」をクリック。
2. トリガーの管理画面で「トリガーを追加」をクリック。
3. 次のように設定する:
– 関数名:getMonthlyData
– イベントの種類:時間主導型
– 時間ベースのトリガー:月次
– 実行のタイミング:月の最終日

catman
これで、月末に自動で関数が実行されるようになったさ。次は、月末を確認する方法を追加しようか。
月末を確認してデータを取得する条件を追加
次のコードを使って本当に月末かを確認して実行するようにする。
実際のスクリプト
function getMonthlyData() {
var today = new Date();
var lastDay = new Date(today.getFullYear(), today.getMonth() + 1, 0).getDate();
if (today.getDate() === lastDay) {
// 月末ならデータを取得
Logger.log("月末データを取得しました。");
}
}
– new Date():現在の日付を取得する。
– new Date(year, month, 0):次の月の0日を指定することで、月の最終日を取得する。
– getDate():各日付を取得し、月末かを判断する。
わぁ、これでちゃんと月末にデータが自動取得できるようになった!ありがとう、catman!

猫男
練習問題
今度は自分でGASを使って、月末にスプレッドシートに「月末!」と書き込むスクリプトを作成してみよう。
解答・解説
以下がその実際のスクリプト例だ。
function writeEndOfMonth() {
var today = new Date();
var lastDay = new Date(today.getFullYear(), today.getMonth() + 1, 0).getDate();
if (today.getDate() === lastDay) {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.getRange(sheet.getLastRow() + 1, 1).setValue("月末!");
}
}
– SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet():現在のスプレッドシートを取得する。
– getActiveSheet():現在のシートを取得する。
– getRange(row, column):特定のセルを指定する。
– setValue(value):セルに値を書き込む。

catman
このスクリプトで、月末のタイミングでスプレッドシートに情報を書き込むことができるさ。試してみるといいぞ!