GASライブラリ完全ガイド!作成からおすすめ一覧まで徹底解説
GASでライブラリを作りたいんだけど、どこから始めればいいのかな?具体的な手順が知りたいなぁ。

猫男

catman
ふむ、GASのライブラリ化は便利さ。catmanが手順を教えるから、一緒にやってみよう。
GASライブラリを作成する基本
GASライブラリは便利なコードを再利用するための手法だ。まずはプロジェクトを共有する必要がある。以下の手順で進めるよ。
GASライブラリの作成手順
- Google Apps Scriptのプロジェクトを作る。
- 必要なコードをすべて含めたプロジェクトを書き上げる。
- ファイル > プロジェクトに名前をつける を選んで名前をつける。
- 公開 > デプロイとしてテスト > 新しいデプロイ を選択。
- ライブラリ名とバージョンを設定し共有する。
わぁ、ライブラリ作成ってそんなに難しくないんだね。実際にコードを書くのはどんな感じなの?

猫男
GASライブラリのソースコードの書き方
ライブラリを作成する際は、呼び出したい関数や変数を公開しないといけない。
function myLibraryFunction() {
Logger.log("これはライブラリの関数です!");
}
// 共有するクラスや関数はこのように名前を出力
this.myLibraryFunction = myLibraryFunction;
✏️ this キーワードを用いて、外部からアクセス可能な関数を指定するんだ。
GASライブラリの呼び出しと利用方法
他のプロジェクトでライブラリを使用するには、そのプロジェクトに追加する必要がある。
ライブラリの追加手順
- スクリプトエディタを開く。
- ファイル > プロジェクトのプロパティ > ライブラリ を選ぶ。
- ライブラリのIDを指定して保存する。
function useLibrary() {
myLibraryFunction(); // ライブラリからの呼び出し
}
💡 myLibraryFunctionを呼び出すことで、ライブラリ内のコードを再利用することができる。
おぉ、ライブラリを呼び出せば扱いやすくなるね!他におすすめのライブラリってあるの?

猫男
GASライブラリおすすめ一覧
GASの世界では、役立つライブラリがたくさん存在する。以下はその一部だ。
おすすめライブラリ
- Moment.js:日付操作が強力。日時計算に最適。
- Cheerio:HTMLページの解析を簡単に行える。ウェブスクレイピングに便利。
- Lodash:データの操作や評価に強い。
- OAuth2:OAuth2 認証を用いたサービス接続。
いろんなライブラリがあるんだね〜。これで僕もプロっぽくなれそう!

猫男

catman
その意気だ!もっといろんなプロジェクトに挑戦してみよう!
練習問題
次の練習問題に挑戦してみよう。簡単なライブラリを作成し、それを呼び出すことで何が表示されるか予測してみて。
function mySimpleLibrary() {
const message = "Hello from library!";
Logger.log(message);
}
// この関数を共有する
this.mySimpleLibrary = mySimpleLibrary;
// 呼び出しコード
function testLibrary() {
mySimpleLibrary(); // ライブラリのメッセージを出力
}
解答・解説
この練習問題では、mySimpleLibraryという関数をライブラリとして共有している。そしてtestLibrary関数から呼び出すと、次のような結果を得られる。
function mySimpleLibrary() {
const message = "Hello from library!";
Logger.log(message); // ログに「Hello from library!」と表示される
}
// 呼び出しコード
function testLibrary() {
mySimpleLibrary(); // この呼び出しによって上記のログが出力される
}
Logger.logはGASのログ機能で、デバッグや状態確認に役立つ。これにより、ライブラリ関数が意図通りに動作しているか確認ができるんだ。
これで、実際のライブラリの動きがよく理解できたよ!

猫男