GAS初心者必見!ゼロ埋めで数値を整えるテクニック
GASを学び始めているんですが、数字を整理するためにゼロ埋めってよく聞きますよね…でもそれがどうしてもわからなくて。

猫男

catman
ゼロ埋めか、それならcatmanに任せな。ゼロ埋めは数値の見た目を揃えるために重要だ。
そもそも「ゼロ埋め」とは何か?
ズバリ、
数字の桁数を揃えるため、先頭にゼロを追加すること
です。
例えば、「1」を「0001」のように表現することです。
見やすくなるだけでなく、並び替えの際も便利ですね。
GASでゼロ埋めを実現する方法
それでは、GASでゼロ埋めする方法を紹介します。
文字列操作でゼロ埋め
まずは基本的な文字列操作を使って、ゼロ埋めをしてみましょう。
function zeroPadding(num, digit) {
var numStr = num.toString();
while (numStr.length < digit) {
numStr = '0' + numStr;
}
return numStr;
}
Logger.log(zeroPadding(123, 6)); // 000123
ここでのポイントは、まず数字を文字列に変換していることです。
その後、指定した桁数(digit)に達するまでゼロを追加しているのですね。
なるほど、数字を文字列にしてゼロを足していけばいいんですね!意外とシンプルですね。

猫男
padStartメソッドを使う
GASではJavaScriptの便利なメソッドも活用できます。padStartメソッドを使用するとさらに簡単です。
function zeroPadWithPadStart(num, digit) {
return num.toString().padStart(digit, '0');
}
Logger.log(zeroPadWithPadStart(45, 5)); // 00045
padStartメソッドは、指定した桁数になるまで文字列の先頭に指定した文字を追加するものです。
今回は、文字列の先頭に '0'
を追加して、長さを5にしていますね。
padStartを使うとすごく簡単ですね!これは使いやすいです。

猫男
GASでゼロ埋めを活用する実践例
ゼロ埋めは、例えば以下のような場面で役立つはずです。
- 社員IDや商品コードを統一のフォーマットに揃える
- 日時情報(例:時間や日付)を揃える
- シリアルナンバーの管理
これを機会にぜひともマスターしておきましょう。

catman
その通りさ。データが多くなると、GASでゼロ埋めを利用して可読性と操作性を向上させるのは重要だ。
練習問題
次のスクリプトを完成させて、数値「7」を8桁でゼロ埋めしましょう。
function practiceZeroPad() {
var number = 7;
var paddedNumber = _______;
Logger.log(paddedNumber); // 正しい結果が出るように!
}
解答・解説
以下がスクリプトの解答です。
function practiceZeroPad() {
var number = 7;
var paddedNumber = number.toString().padStart(8, '0');
Logger.log(paddedNumber); // 00000007
}
解説:
- まず、number.toString()で数字を文字列に変換します。
- 続いて、padStart(8, ‘0’)で文字列の先頭をゼロで埋めて、8桁に揃えます。
- 結果として、必要なゼロの数だけ追加され「00000007」となります。
おお、スムーズにできました!これでゼロ埋めの奥義を会得しました!

猫男

catman
ゼロ埋めは序章に過ぎない。多くの技がお前を待っているんだ。さあ、次に行こう。