GASでチャットワーク通知を簡単自動化する方法

GASでチャットワーク通知を送信する基本

GAS（Google Apps Script）は、Googleのクラウドサービスを自動化するためのスクリプト言語で、チャットワークへの通知も可能だ。

必要な準備

まずはチャットワークのAPIキーを取得しよう。

• チャットワークにログイン
• 「マイチャット」画面で「設定」を開き、「API設定」へ移動
• APIトークンを発行し、メモしておく

次に、GASプロジェクトを作成して、チャットワークへの通知を行うためのスクリプトを記述する準備だ。

GASでのスクリプト作成

通知を行うための基本的なスクリプトは次のようになる。

function sendChatworkNotification() {
  var apiToken = "YOUR_CHATWORK_API_TOKEN";
  var roomId = "YOUR_ROOM_ID";
  var message = "通知メッセージをここに記入";

  var options = {
    method: "post",
    headers: {
      "X-ChatWorkToken": apiToken
    },
    payload: {
      body: message
    },
    muteHttpExceptions: true
  };

  var url = "https://api.chatwork.com/v2/rooms/" + roomId + "/messages";
  var response = UrlFetchApp.fetch(url, options);
  Logger.log(response.getContentText());
}

スクリプトの解説

このスクリプトは、GASからチャットワーク通知を送る基本的なものだ。

コードの詳細解説

• apiToken：チャットワークのAPIキーを指定する。ここにあなたがチャットワークで取得したキーを入れる。
• roomId：通知を送りたいチャットルームのIDを指定する。こちらも事前に取得しておく必要がある。
• message：送りたいメッセージをこの変数に記入。
• options：HTTPリクエストの設定を指定するオブジェクト。postメソッドを使い、ヘッダーでAPIキーを送信。
• url：メッセージを送信するためのAPIエンドポイント。このURLに対してHTTPリクエストを送信する。
• UrlFetchApp.fetch：指定したURLにHTTPリクエストを送信し、レスポンスを得る。

練習問題：チャットワーク通知を送ってみよう

次のステップに従って、GASを使ってチャットワークに通知を送るスクリプトを完成させてみよう。

1. チャットワークのAPIトークンとルームIDを取得。
2. GASプロジェクトを新規作成し、スクリプトを記述する。
3. GASのメニューから「スクリプトを実行」して、実際にメッセージを送信してみる。

練習問題の解答・解説

ここでは、スクリプトの実行例を示す。

function sendChatworkNotification() {
  var apiToken = "取得したAPIトークン";
  var roomId = "取得したルームID";
  var message = "これが自動化された通知です！";

  var options = {
    method: "post",
    headers: {
      "X-ChatWorkToken": apiToken
    },
    payload: {
      body: message
    },
    muteHttpExceptions: true
  };

  var url = "https://api.chatwork.com/v2/rooms/" + roomId + "/messages";
  var response = UrlFetchApp.fetch(url, options);
  Logger.log(response.getContentText());
}

次のことを確認：

• APIトークンとルームIDが正しく設定されているか。
• 選んだメッセージが適切か。
• スクリプトがエラーなく実行されているか。