初心者必見!GASで割り算の商やあまりを簡単に計算する法
GASで割り算の商やあまりをどうやって計算するのかな。係長、切り捨しろっていってるし…

猫男

catman
ふふ、心配いらないさ。catmanが「GASでの割り算」を教えてあげよう。まずは基本の割り算からだ。
GASでの割り算の基本
GAS(Google Apps Script)では、JavaScriptと同様に割り算ができる。
その基本は「/」オペレーターを使うことだ。
割り算で商を求める方法
割り算をして、商を求めたいなら「/」を使うんだ。
function divideNumbers(a, b) {
var result = a / b;
Logger.log("商(商): " + result);
}
divideNumbers(10, 3); // 商(商): 3.3333333333333335
このコードでは、二つの引数 a と b を割り算してる。商が計算されログ出力される。
割り算であまりを求める方法
あまりを計算するなら「%」を使う。
function remainderNumbers(a, b) {
var remainder = a % b;
Logger.log("あまり: " + remainder);
}
remainderNumbers(10, 3); // あまり: 1
「%」はモジュラス演算子といって、割り算のあまりを出してくれるぞ。えっ、モスラ演算子、ではないぞ。
商を整数に切り捨てる方法
商の小数点を切り捨てたいときは Math.floor() を使うといい。
function floorDivision(a, b) {
var result = Math.floor(a / b);
Logger.log("切り捨てた商: " + result);
}
floorDivision(10, 3); // 切り捨てた商: 3
Math.floor() は数値を最も近い整数に切り捨てる。
この例だと 3.3333… を 3 にしている。
なるほど、商とあまり、そして切り捨てる方法までわかったよ!でも、GASでこんなに簡単にできるなんて!

猫男

catman
そうだろう?お前はまだGASのポテンシャルを吸いきれてないんだ。さて、次は練習問題だ。力試ししてみようか。
練習問題:割り算スクリプトを作成しよう
以下の要望を満たすGASスクリプトを書いてみよう。
- ユーザーから二つの数値を取得しなさい。
- その二つの数値で割り算をし、商とあまりと切り捨てた商をそれぞれログに出力しよう。
解答・解説
GASスクリプトを以下に示す。
function calculateDivision() {
var firstNumber = Browser.inputBox("最初の数を入力してください:");
var secondNumber = Browser.inputBox("二番目の数を入力してください:");
var quotient = firstNumber / secondNumber;
var remainder = firstNumber % secondNumber;
var flooredQuotient = Math.floor(quotient);
Logger.log("商: " + quotient);
Logger.log("あまり: " + remainder);
Logger.log("切り捨てた商: " + flooredQuotient);
}
calculateDivision();
Browser.inputBoxを使ってユーザーから数値を取得し、Logger.logでそれぞれの計算結果を表示してるな。
割り算の商、あまり、そして商の切り捨てをそれぞれ計算して出力しているぞ。