初心者必見！GoogleスライドでGASを使って表を操作する方法

GoogleスライドでGASを使うための準備

まずは、GoogleスライドとGASの基本的な準備について知る必要がある。

Googleスライドを開く

Googleスライドを開き、新しいプレゼンテーションを作成しよう。

新しいスライドを開いたら、GASで操作するための準備に取り掛かるさ。

スクリプトエディタを開く

次に、Googleスライドからスクリプトエディタを開く必要がある。

スライドのメニューから、「拡張機能」>「スクリプトエディタ」を選んでくれ。

これでGASのスクリプトを書ける環境が整ったぞ。

GASでスライドの表を操作する基本

ここからは、実際にGASでスライドの表を操作する方法について解説する。

スライドを特定して操作する

GASを使って、まずはどのスライドを操作するのか特定する必要がある。

function getSlides() {
  const presentation = SlidesApp.getActivePresentation();
  const slides = presentation.getSlides();
  return slides;
}

このスクリプトは、アクティブなプレゼンテーションからすべてのスライドを取得する関数だ。

SlidesApp.getActivePresentation() は現在開いているプレゼンテーションを取得するメソッドだ。

スライドに表を追加する

次に、スライドに表を追加してみよう。

function addTableToSlide(slideIndex, rows, columns) {
  const slides = getSlides();
  const slide = slides[slideIndex];
  slide.insertTable(rows, columns);
}

insertTable(rows, columns) メソッドを使って、指定したスライドに表を追加する。

この例では、スライドのインデックスで特定し、そのスライドに表を挿入するぞ。

GASでスライドの表を操作しよう

表を追加したらそのまま何もせずに終わるわけにはいかない。表の内容を操作してみよう。

表のセルにデータを入力する

表にデータを追加する方法だ。

function setDataInTable(slideIndex, rowIndex, columnIndex, value) {
  const slides = getSlides();
  const slide = slides[slideIndex];
  const tables = slide.getTables();
  const table = tables[0];  
  table.getCell(rowIndex, columnIndex).setText(value);
}

getCell(rowIndex, columnIndex) メソッドで特定のセルを取得し、setText(value) メソッドでデータを入力するさ。

練習問題

指定したスライドに行数5、列数2の表を追加し、1行目のセルに「Hello」を入力してみよう。

解答・解説

以下のスクリプトをスクリプトエディタに貼り付けて実行するんだ。

 
function practiceProblem() {
  addTableToSlide(0, 5, 2);
  setDataInTable(0, 0, 0, "Hello");
}

このスクリプトは、最初のスライドに行数5、列数2の表を追加し、1行目・1列目のセルに「Hello」というテキストを挿入する。関数を呼び出すことで、指定した操作が自動で行われるぞ。

addTableToSlide(0, 5, 2) で表を追加し、setDataInTable(0, 0, 0, “Hello”) でデータを入力している。