Googleドキュメントの書き込みと編集を自動化!GASで差し込み技術をマスターする方法

Googleドキュメントに自動で内容を差し込めたら、もっと作業効率が上がるのにな…どうしたらいいんだろう?
猫男
猫男
catman
catman
よし、catmanが「GASでGoogleドキュメントの自動書き込みと編集」を教えてやろう!

GASを使ったGoogleドキュメントの基本操作

GAS(Google Apps Script)は、Googleのサービスを自動化するための強力なツールだ。Googleドキュメントに内容を差し込み、編集することも可能さ。

Googleドキュメントを開く

まずはGoogleドキュメントを開いてみよう。

 function openDocument() {
 var doc = DocumentApp.openById('DOCUMENT_ID');
 Logger.log("Document opened: " + doc.getName());
 } 

DocumentApp.openById(‘DOCUMENT_ID’)を使ってドキュメントを開くことができる。

DOCUMENT_IDは、ドキュメントのURLに含まれるIDを指す。

ドキュメントに書き込む

続いてドキュメントに文字を差し込む方法を紹介しよう。

 function writeToDocument() {
 var doc = DocumentApp.openById('DOCUMENT_ID');
 var body = doc.getBody();
 body.appendParagraph("ここに新しい段落を追加する!");
 } 

doc.getBody()でドキュメントの本文を取得し、appendParagraph()メソッドで新たな段落を追加する。

差し込み技術をマスターする

ドキュメントに特定の形式やデータを差し込みたい時には、もう少し高度な操作が必要になる。

プレースホルダーを置き替える

テンプレートドキュメントを作成し、GASでプレースホルダーを置き換えることができる。

 function replacePlaceholders() {
 var doc = DocumentApp.openById('DOCUMENT_ID');
 var body = doc.getBody();
 body.replaceText("{{name}}", "catman");
 } 

replaceText(“{{name}}”, “catman”)で指定したテキストを置き換えることができる。

テーブルのデータを差し込む

テーブルにデータを差し込むことで、より高度なレポートや資料作成ができる。

 function insertTableData() {
 var doc = DocumentApp.openById('DOCUMENT_ID');
 var body = doc.getBody();
 var table = body.appendTable([
 ["名前", "年齢"],
 ["猫男", "30"]
 ]);
 table.setBorderWidth(1);
 } 

body.appendTable()でテーブルを作成し、その中にデータを挿入することができる。

プレースホルダーを使えば、テンプレートに簡単にデータを差し込めるんだね!とても便利だよ!
猫男
猫男

練習問題

Googleドキュメントにまとめたレポートの年齢部分をすべて更新したい。プレースホルダー{{age}}を新しい年齢で置き換えるスクリプトを作成してみよう。

解答・解説

 function updateAge() {
 var doc = DocumentApp.openById('DOCUMENT_ID');
 var body = doc.getBody();
 body.replaceText("{{age}}", "31");
 } 

  

DocumentApp.openById(‘DOCUMENT_ID’)でドキュメントを開き、getBody()で本文を取得する。

replaceText(“{{age}}”, “31”)でプレースホルダーを新しい年齢に置き換える。

これにより、ドキュメント中にあるすべての{{age}}が”31″に置き換えられる。

やったー!これでドキュメントの更新も簡単にできるようになったよ!
猫男
猫男
catman
catman
その調子だ。GASを使えば、より効率よく作業を進めることができるようになるだろう!