GAS Slack連携で効率アップ！太字メッセージの自動化テクニック

GASとSlackの連携の基本

GAS（Google Apps Script）を使えば、Slackに自動でメッセージを送信できます。これにより、日常業務の効率がぐっと上がります。

Slack APIの設定

まず、SlackのAPI設定を行い、トークンを取得する必要があります。

1. SlackのAPIページへアクセス。

2. 新しいAppを作成し、Botトークンを取得します。

GASの設定とコードの準備

次に、GASにコードを書いて実行準備をします。

まずは基本のスクリプトから。

function postToSlack() {
  var url = "https://slack.com/api/chat.postMessage";
  var token = "xoxb-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"; // 取得したトークン
  var message = "*これは太字のメッセージです*";

  var payload = {
    "channel": "#general", // チャンネル名
    "text": message
  };

  var options = {
    "method": "post",
    "headers": {
      "Authorization": "Bearer " + token
    },
    "contentType": "application/json",
    "payload": JSON.stringify(payload)
  };

  UrlFetchApp.fetch(url, options);
}

✅ UrlFetchApp.fetch()は、外部のAPIにリクエストを送信します。

✅ payloadオブジェクトで送信するデータを設定します。

✅ “*”で囲むことでメッセージを太字にできます。

Slack APIの設定方法

App作成とトークン取得

SlackでBotを作成する流れを紹介します。

1. Slack APIサイトにアクセスし、ログイン。

2. 新規Appをクリックし、ワークスペースにアプリを作成します。

3. 「OAuth & Permissions」でトークンを生成します。

必要なスコープの設定

SlackのBotに適切な権限を付与する必要があります。

1. トークンのスコープにchat:writeを追加します。

 

 

練習問題

1. GASを使ってSlackに太字メッセージを送るにはどのような記号を使いますか？

2. UrlFetchApp.fetch()メソッドは何のために使われますか？

  

解答・解説

// 解答1
* で囲むと文字が太字になる

// 解説
Slackではメッセージを<strong>太字</strong>にする際、文字を*で囲みます。例えば、*Hello* とすると、Helloが太字になります。

// 解答2
UrlFetchApp.fetch()は外部APIにリクエストを送信するために使われます。

// 解説
GAS内で外部サービスと連携する際に使います。optionsでメソッドやヘッダーを指定できます。