earthpg:GAS専門のプログラミングスクール

絶対理解!GASブレークポイントの最適な使い方とトラブルシューティング

GASのデバッグでブレークポイントをうまく使いこなしたいんだけど、なんか色々トラブルが起きて困ってます…。どうすればいいんだろ?
猫男
猫男
catman
catman
catmanがその辺りをクリアにしてやろう。GASのブレークポイントって意外と奥が深いんだ。

GASでブレークポイントを効果的に使う方法

デバッグを効果的に行うために、まずはGASでの基本的なブレークポイントの使い方を理解しておくことが重要だ。

ブレークポイントの設定方法

GASのスクリプトエディタでブレークポイントを設定するのは簡単だ。


// 例えばこの関数の特定行にブレークを入れたい場合
function calculateTotal(a, b) {
  var total = a + b; // ここにブレークポイントを設定
  Logger.log(total);
  return total;
}

ブレークポイントは、コードの左側にカーソルを合わせクリックすることで簡単に設定できる。

デバッグのために重宝するポイント

  • 変数が正しく設定されているかを確認する
  • 期待した分岐に入っているかを確認する
  • 関数が正しく呼び出されているかを確認する
ブレークポイントを設定してみたけど、実行の時に止まらないことがあるんだ…。
猫男
猫男
catman
catman
それはよくある問題だ。次に、GASブレークポイントが止まらない場合のトラブルシューティングを紹介しよう。

GASブレークポイントのトラブルシューティング

ブレークポイントが止まらない理由と対策

ブレークポイントが期待通りに動作しない理由はいくつか考えられる。

  • 保存されていない変更点:スクリプトを変更したら必ず保存しよう。
  • 非同期処理:実行タイミングにより止まらないことがある。
  • 無効なブレークポイント:関数内の全体ブロックの外部に設定されている。

ブレークポイントが待機していますの対策

時折「ブレークポイントが待機しています」が表示されることがある。

  1. まず、実行中のスクリプトが本当にアクティブか確認する。
  2. その次に、スクリプトのバージョンが最新であるか確認。
  3. 最後に、キャッシュをクリアしてリロードしてみよう。
なるほど、これで少し問題解決に近づけた気がする!
猫男
猫男

GASブレークポイントを使ってみよう

ブレークポイントの練習問題

次の関数にブレークポイントを設定し、各変数の中身を確認してみよう。


function calculateDifference(x, y) {
  var difference = x - y;
  Logger.log('Difference: ' + difference);
  return difference;
}

解答と解説


// 問題の関数
function calculateDifference(x, y) {
  var difference = x - y; // ここにブレークポイントを設定
  Logger.log('Difference: ' + difference);
  return difference;
}

// 解説:
// この関数では、渡された2つの引数 x と y の差を計算する。
// Logger.log() はデバッグ時に変数の値を確認するために使う有用なメソッドだ。
catman
catman
これでGASでのブレークポイントの使い方がよくわかっただろう。スクリプトのデバッグはこれでバッチリだ。
ありがと、catman!さっそく試してみるね。
猫男
猫男